井川投手の活躍を阻んだものは何か?

こんにちは。SEABLOG潮風涼です。



今回は、井川投手が活躍することを阻んだ

という大きな理由の1つ、マインドセットをについてです。

井川投手のマインドセットを阻んだものは何か、

あなたはわかりますか?



井川投手が阪神時代にメジャー挑戦を訴えたとき、

現場の指揮官は岡田監督でした。

岡田監督がジャー挑戦を直訴する井川投手言った言葉があります。

「悪い例を1度でも通すことはできない」。



あなたは、自分のことを「悪い例」だという上司がいたら

どう思うでしょうか?



さらに、20勝1ケタ敗戦のノルマも突きつけたのです。

今、20勝できる投手はほとんどいません。

それだけに、このノルマは無理な要求に等しかったのです。



岡田監督に関しては、ほかにもいろいろな例があります。

「おれも●●やったんや」というように

「俺」を基準に采配をふるうことがほとんどでした。



そんなことばをいつも聞いていたコーチは

岡田監督には意見を聞いいてもらえないと思ったのでしょう。、

コーチが監督にまったく意見をしなくなったのです。



さらに、本来なら双方の責任であるはずのコミュニケーション不足を

井川選手だけのせいにして責めました。



こんな状況に置かれたとして、

あなたは、まともに仕事ができるでしょうか?



阪神で野球をする気持ちの切れた投球を繰り返す投手に

もはや昔の投球は望めなかったのです。

いくら希望のメジャーへ行けたとしても

気持ちを切り替えて通用するほどメジャーは甘くなかったのです。



井川投手が活躍できないという結果をつくったのは、

ほかでもない井川投手の上司、岡田監督だったのです。



もし、井川選手にしっかりした自覚と責任感を持たせて

メジャーリーグへ送り出せていたとしたら。

もし、それができる監督が当時の上司だったなら、

井川投手は活躍できていたのです。



結果が全てのスポーツの世界に「もし」は禁句です。

また、すべてが上司の責任と言い切るつもりはありません。

本人の自覚による部分が大きいからです。



あなたにも、身近かに思い当たることがありませんか?

ビジネスでも同じことです。



上司としてまったく不適格な者がいる組織が

たくさんあります。

そんなときに私たちはどうすればいいのでしょうか?



あなたは、どうしますか?



上司がいなくなるまで我慢しますか?

上司に反抗して対立しますか?

それとも、そんな上司から逃げてしまいますか?



いろいろな選択肢がありますが、

どれもあなたにとっての将来にプラスにはならないでしょう。



では、どうするのがいいのでしょうか。



そう、自分で自覚するしかないのです。

そのために、信頼できるメンターを見つけることが大切です。

そして、そこに集う仲間を見つけることです。



自分が信じられる道をまっすぐ進むことができるように

道を示してくれるのがメンターです。



自分が信じられるメンターは必ずいます。

探そうとするか、しないかの差だけなのです。

自分が進む道を示してくれない上司に左右されるのは

もうやめにしましょう。



いま大切なことは、

前を向き、行動することです。



次回は、

「井川投手が師事するべきだった監督は誰?」

です。