井川投手が師事するべきだった監督は誰?

こんにちは。SEABLOG潮風涼です。


前回までで井川投手が活躍できなかった理由と

なぜ活躍できなかったの原因について書きました。



今回は、活躍できなかった原因となった監督について、

いったい誰だったらよかったのかでしょうか?

あなたのおすすめの監督はいますか?



井川投手と対照的な例として、野茂投手がいます。

野茂投手を冷遇したのは当時の鈴木監督でした。



過去のブログ「優勝できない監督」でこう書いています。

「科学的練習の野茂投手に精神論と走りこみを押し付けて対立し、

野茂投手メジャー行きのきっかけを作った鈴木啓示氏」。



野茂投手と井川投手は同じような扱いを受け、

同じようなパターンの「俺は」を基準にする監督についていました。



それでは違いはどこから生まれたのか?

野茂投手はいやいや従うことをしなかったのです。

1年間いやいや従ったようにみえた井川投手との違いです。



そう、野茂投手には自覚と自信があったのです。

この自覚が井川投手にもあれば活躍できたに違いないのです。

自覚をつくるマインドセットができていたら。



イチロー選手は、2軍時代に土井コーチから受けた指導を

拒否したことは有名です。

そのイチロー選手の才能を見出したのが仰木監督でした。



イチロー選手がその後活躍できたのは

仰木監督の存在があったからにほかなりません。

井川投手にも仰木監督のような存在がいさえしてくれたら。



それでは、あなたは井川投手に当時必要だった監督は

仰木監督のような監督だと思いますか?



イチロー選手と井川投手の違いがわかりますか?

そう、野茂投手のときに話したマインドです。

イチロー選手にもやはり自覚と自信があったのです。



井川投手にはその自覚と自信を持たせるための

マインドセットのできる監督が必要だったのです。




「名監督との差は何か(監督の役割り)」でこう書きました。

オーナーに気に入られる監督より選手のことを考える監督を!

「みんなの行き先が決まるまで、コーチを引き受けるわけにはいかない」

仰木監督の要請を断った近鉄梨田監督がすごく輝いて見えた。



選手のことを考え、コミュニケーションをとる監督が

井川投手には必要だったのです。

コミュニケーションを通じてマインドセットすることで

その後の井川投手は別人の活躍をしたことでしょう。



あなたの上司はどういうタイプですか?

本音でコミュニケーションをしていますか?

あなたはそれで、やる気になっていますか?



次回は、

「あなたの上司はどの監督タイプですか?」

とその対処方法についてです。