ノーモア巨人、驕る巨人は久しからず

 読売ジャイアンツ滝鼻オーナーが、文部科学省からセリーグ開幕を延期するよう求められたことに対し、「節電してくれってことは政府が言うことだろうけどさ、開幕を何日にしろなんてのはお上(かみ)が決めることかね」と発言したようだ。

 ナベツネからオーナーが変わっても発想は同じ。プロ野球が市民のおかげで成り立っているという意識はまるでないような発言。反感すら覚えてしまう。こんな球団をかつて応援したことを恥じるとともに、二度と巨人の試合はいらないと感じてしまう。

 さらに読売滝鼻オーナーは、「パ・リーグが先行していろんなことを決めているようですけど、そうはいかない」とセパ同時開幕への動きもけん制し、交流戦をやめるというカードをちらつかせてパリーグの言論封じをしようとしている。

 今、パリーグには、斎藤佑ちゃんダルビッシュマー君をはじめ人気者がずらり。巨人の試合よりも真っ向勝負の面白さは格段に上だろう。今年から星野監督のパフォーマンスもある。驕る巨人は久しからず。もう、巨人の試合なんてテレビで放映しないでほしいほどだ。その代わり、パリーグの面白い試合とメジャーリーグをお願いしたい。

 ノーモア巨人、ノーモア滝鼻オーナー、ノーモアナベツネ